特徴的な症状

便秘症で便が硬く、肛門を通過するときに、肛門部の粘膜に切れ目が生じたものです。
排便のたびに少量の出血があり、便の表面に血液が付着します。また排便時の痛みのために、排便をいやがり、便秘症の引き金になることもあります。
切れた部分に感染が起こると、肛門周囲膿瘍になることがあるので、消毒と、緩下剤によって治療を行います。

受診のタイミング

家で経過をみましょう。排便時に痛がって泣く、嫌がって排便をしない、出血が多いといった症状が現れた場合は、診療時間に医療機関へ。

ホームケア

活動度 外出、登園して差し支えない。
食事 繊維質の多い食品、規則正しい食生活を心がける。
医師に処方された薬を、正しく服用、塗布する。
入浴 お風呂にいれてもかまわない。