最終回:たもん、初めての運動会!
たもんの通っている保育園の運動会に行ってきました。
1歳児クラスも運動会に参加すると聞き、「こんな小さな子に一体何ができるの!?」と驚きながらも、運動会当日を夫婦で楽しみにしていました。
園から内容は知らされていませんでしたが、数週間前から何やら練習をしているのを知っているので、すでに僕の頭の中には、一生懸命演技をするたもんと、感動して泣いている自分の姿がありました。
しかし実際は、かけっこではスタートから泣きまくり、ダンスではボーッとつっ立っているか、動いたと思ったら演技指導の先生の後ろに回り込み、1人で「いないいないばぁ」をしている始末。
親子競技では、ゴール前で怖じ気づき、引いて返してしまうなど「あ~、やっぱりね…」といった感じでした。
でもまあ、仕方ないですよね。つい期待し過ぎてしまいました。
それに比べ、女の子たちの成長の早いこと!
男の子たちのほとんどができなかったダンスでは、歌って踊っている子も中にはいてびっくり!
嬉しいこともいろいろありました。
たもんが他の園児と手をつないで入場行進したり、笛を吹いて先導する先生のマネ(?)をしていたりする姿を見られたからです。
口に手を当てて「ピッピッ」と言いながらニコニコと後ずさりして行くたもんは、親バカですが、かなりカワイイ!
さて、パパ日記『赤ちゃんとパパ』は今回で最終回となります。
たもんが産まれてから、僕なりにできる限り育児に参加してきました。いや、「参加」は生ぬるかった。妻と育児の苦楽を共にしてきました。まだ、たった1年半なので大げさですが…。
たまに、「子どもが生まれて妻が変わった」とか「夫の立場が弱くなった」とか聞きますが、それは最初の育児に夫がどれだけ協力できているかどうかも原因のひとつでは? と思います。
育児への関わりが夫のほうが少ないと、どうしても妻のほうが子どもについての知識や経験は勝ります。発言力も強くなり、それは次第に子ども以外のことでも幅を占め、結果的に夫の立場は弱くなっている…。
もちろん僕の持論ですが、そうならないためにも、これからも夫婦で協力して子育てして行くつもりです。そして万が一、成長したたもんがぐれたりしたら、この日記を見せようと思います(笑)。
みなさま、一年半のご愛読をありがとうございました。