近頃、たもんと意思の疎通を図れるようになってきたような気がします。

「あれを取ってきて」「これをごみ箱に捨てて」「オムツを替えるよ」など、完全に通じているわけではありませんが、たもんが、こちらが言うことをある程度理解して行動していると感じることが多々あります。

しかし意思の疎通は、必ずしも親にとっていいことばかりではありません。自分の要求が通らないときに見せるたもんのかんしゃくは、それはそれは立派なモンです(笑)。

「まねっこ」もするようになりました。
バレエを踊っていた妻が、「アラベスク! もんちゃん、アラベスク!」とたもんに呼びかけると、短い脚を一生けんめいに上げ、ポーズをとって僕らを笑わせてくれます。
その様子を見て妻は、「たもんをこのままちっちゃくして、もう一度おなかの中に押し込めたい!」と言います。

しかし、僕にはその気持ちがよくわかりません…。

 

アラベスクのポーズ。つかまるものがないときは、床に手をついて見せてくれます。

アラベスクのポーズ。つかまるものがないときは、床に手をついて見せてくれます。

 

最近は、妻より僕が保育園にお迎えに行くほうが多いので、たもんが好きな先生やお気に入りの女の子、逆に、たもんをお気に入りにしている女の子や、よく挨拶をするパパなど、園の様子がわかるようになってきました。

お迎えに行くと、いつも僕にじゃれてくる3歳くらいの男の子がいます。
話しかけても返事はしないのですが、笑顔で僕の脚にからみついたり、つんつんしてきたりして甘えてくるんですよね。なんだかよくわからないけど、好意をもたれているのは確かなようです。その子のパパに似ているのかな?

以前は、別の女の子にやたらと懐かれていました。子どもに好かれるポイントが自分のどこにあるのかわからないので、彼らにぜひ教えてほしいものです。
しかし、面と向かって「おじさんのどこが好き?」などと聞ける訳もなく…。そんなことをしたら、ただの自信過剰なおじさんですよね(笑)。

この話を妻にしたら、「私なんてこの前、園で別の男の子に『ねー、たもんくんのママ、チューして♪』って言われたわよ! あわてて『え~! 恥ずかしいからダメッ』って、切り替えしたわ」と、驚きのエピソード!

う~ん、その男の子、人妻を口説くとはなかなかやるな…。同時に、3歳児に口説かれる妻もなかなか…と、僕は双方に対して妙に感心してしまったのでした。

 

歩く練習を兼ねて近所のスーパーへ。たもんはだいぶ歩けるようになり、100m程歩けるようになりました。

歩く練習を兼ねて近所のスーパーへ。たもんはだいぶ歩けるようになり、100m程歩けるようになりました。