これって父親の自覚!?
遠い記憶がよみがえります。
僕が小学校低学年だったころ、深夜に帰って来た親父が、僕が寝ている部屋のドアを開け、僕の寝顔を見ています。
何となく気恥ずかしくて寝ているふりをする僕。
そっと布団をかけ直し出て行く親父。
今は、当時の親父の気持ちがわかるような気がします。
最近、夜な夜な息子の寝顔を肴に晩酌するのが日課となりました。帰りが遅くなった時などは「たもん禁断症状」がでているので、息子に触りたくてたまりません。
すでに寝てしまっているたもんを起こさないように、そおっとほっぺたや指を触りながらお酒を飲むのは、 なんとも癒される至福の時間です。
日中、たもんがギャン泣きしている時は、「頼むから早く寝てくれ~!」と思うのに、おとなしく寝ている時には、その寝顔がたまらなく可愛く、逆にかまいたくなってくるんですよね。
たもんの爪切りも寝ている間に済ませます。起きている時には暴れてできませんからね。生後間もないころは、あまりにも小さな指にびびってできませんでしたが、今ではだいぶうまくなりましたよ。
先日、仕事で飛行機に乗ったのですが、「もしこの飛行機が落ちたら…」なんて縁起が悪いことを考えてしまったのは、僕にも父親の自覚が出てきたからなのか。
良いのか悪いのか、自分でも不思議な変化です。
そうそう! 先週ついに、たもんが生後5ヵ月で寝返りをしました。
前回のブログに書いたベッドから布団に変えるタイミングはバッチリでしたよ。…というかギリギリでした。
寝返りができた感動っていうのは大きなものですね! 首すわりなどのようにその前後の差があいまいでわかりづらいものに比べ、見た目にも明らかな成長です。
さらに、できるようになるまでウンウンと言いながら頑張っている過程を見ているので、その感動もひとしおでした。おもわず夫婦で拍手しちゃいました。
しかし一方で、あまり喜ばしくないことも。
まだ何となくですが、たもんの人見知りが始まってしまったようです。
僕と妻以外の人に抱っこされると号泣! あれ? この前までは大丈夫だったのに…。僕たち夫婦のことを親として認識してくれているということは嬉しいことだけれど、この先が思いやられます。外出が大変になってくるのかなぁ…。