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ママやパパがいっぱい話しかけてあげて

「ママ」「まんま」など、簡単な言葉を使いはじめるようになり、いろいろなことを話し、理解しあえる生活がスタートします。言葉を使う楽しさを覚えると同時に、伝わらないときのもどかしさも経験していきます。ママやパパがいっぱい話しかけてあげることが、赤ちゃんが言葉を聞きとる練習にもなりますよ。そうやって、心が発達するにつれて感情が複雑になっていくと、そのときの気分によって、したりしなかったりすることがふえます。離乳食にも「ムラ食い」や「遊び食べ」が目立つようになります。

このころから次第に、ママが相手をしなくても、短時間ならひとりで集中して遊べるようになります。誤飲など危険がないか注意をはらいながら、ひとりで集中しているときは、できるだけ手を出さずに見守ってあげましょう。

監修:小児科
榊原洋一

赤ちゃんの誤飲に注意して!

この時期の行動範囲の広がりには驚くばかり。指先も上手に使い、小さなものでも器用につかめます。赤ちゃんの口の中に入る直径39㎜以下のものは、手の届かないところに置きましょう。いうまでもなく、タバコは要注意! なかでも火を消すために入れた灰皿の水は、1滴でも飲んだら命にかかわります。またペットがいる家庭では、ペットフードやペットの排泄物の誤飲に注意が必要です。

自分から手を出して食べようとしている姿を見ると、うれしくなりますね。赤ちゃんの手づかみ食べはママを悩ませることも多いですが、食品の感触を楽しんだり、食品や手から自分の口までの距離を知るための、大事な成長過程の行動です。いろいろな表情を発見しながら食事のお世話をしていると、毎日の成長が見えて楽しくなりますよ。


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頑張りすぎてからだや心が悲鳴を上げる前に

赤ちゃんがだんだん重くなってくると、抱っこやおんぶで腰を痛めてしまうことがあります。授乳やお風呂など、腰に負担がかかることも多いですね。それらは腰痛だけでなく、肩や腕の痛みの原因にもなるので、まずは姿勢に注意すること。抱っこの際は、できるだけ左右均等に重さがかかるように心がけましょう。また、赤ちゃんのお世話以外の家事で無理をしないことも大切。頑張りすぎてからだや心が悲鳴をあげる前に、まわりの人にSOSを出しましょう。痛みが長時間続いたり、どんどんひどくなったり、ストレッチによっても軽快しないときには、整形外科的な処置が必要な病気が隠れている場合もあります。長引くときは医療機関を受診しましょう。

監修:東京ミッドタウン
クリニック顧問・婦人科
生月弓子

あそびかたに決まりはありません。
これをヒントに自由なアイディアで、赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね!

 

ハイハイで、つかまり立つで、目標にむかって一直線。
赤ちゃんの進化のスピードには目をみはるばかりです。
からだを動かす喜びをいっしょに味わいたいですね。


お金と子育てここだけの話

おけいこごとは家計に無理のない範囲で、あわてずに

幼児教室などに通い始めるのは、「早ければ早いほどいい」と思っている方が少なくないかもしれません。お子さんが10ヵ月くらいになると、幼児教室に通い始めるご家庭もチラホラ。もちろんそれは自由ですが、そうしたご家庭の家計診断をしていて思うのは、「家計に負荷をかけてまで、急ぐことはない」ということ。早いうちに子どもの教育にお金をかけた結果、大学時代の学費の準備ができていないケースがふえているのです。
ライフプランの視点で考えたとき、赤ちゃん時代は子育て期間中で、もっとも貯蓄がしやすい時期。月に2~3万円以上の貯蓄ができているかを目安として、そうでないのにおけいこごとに通わせようとしているなら、家計的には負荷がかかっている状況です。無理せずあわてず、もう一度見直しをしてみましょう。


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予防接種は順調に進んでますか? かかりつけ医と相談をしながら、計画的にスケジュールを組んでいきましょう。

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※NPO 法人「VPD を知って、子どもを守ろうの会」ホームページへ

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