誌名変更のお知らせ

~『赤ちゃんとママ』 から、『赤ちゃんと!』へ ~

1965年、「赤ちゃんと、育児の担い手であるママを応援したい」という思いから生まれた『赤ちゃんとママ』。創刊当初は今とは異なり、「家事や育児はママが担うもの」という意識が強い時代でした。

時は流れ、育児の担い手はママだけではなく、パパはもちろん、祖父母やそのほか、赤ちゃんにかかわるすべての人になりました。みんなで赤ちゃんを育てていく―。そんな社会になりつつあります。

そうした中、『赤ちゃんとママ』という誌名に「違和感を覚える」といった声も、より多く耳にするようになってきました。

私たちは『赤ちゃんとママ』という言葉を、すべての人の命の始まりとして大切に考えています。その上で「ママ」という言葉を、育児全般を表す「育児の象徴」としてとらえてきました。それは今でも変わりません。そのため、メインタイトルに「赤ちゃんの幸せを願うすべての人を応援します」という言葉を冠し、その思いを伝えていきたいと考えました。刻々と変化する子育て環境を踏まえ、できるだけパパやママにかたよることのない育児情報、健康情報の提供を心がけてきました。

ただ、それでも、『赤ちゃんとママ』という誌名によって、私たちの思いがきちんと伝わらないのであれば、それは私たちにとって本意ではありません。社内で何度も話し合いを重ね、誌名を変更するという結論に達したのです。

こうした経緯で、2022年度の5月号より、『赤ちゃんとママ』は、

『赤ちゃんと!』に 変わります。

【今までも、これからも。 「赤ちゃん」が 真ん中、ここは変わりません】

◆すべての始まりは赤ちゃんから。「赤ちゃん」をいちばん大切に考えています。
◆赤ちゃんといっしょに歩んでいく、という思いを込め、より多くの人が育児を通して赤ちゃんとつながってほしい、かかわってほしいと願っています。
◆その願いを込めて、各号の表紙についても、これまでのように著名人の親子に限定する ことなく、幅広くさまざまな人々を登場させ、多様な表現で構成したいと考えています。
◆赤ちゃんの幸せにとって、かかわるおとなの健康はとても重要なことだと考えています。家族の健康意識向上にもさらに注力していきます。
◆「!」は、子育てを通して得られる、驚きや発見、喜びなどの感情と、前向きに未来を切り開いていけるポジティブな明るさ。赤ちゃんが元気に成長していくイメージです。

「誌名」は変わります。が、私たちが大切にしている「使命」は変わりません。

これからも、『赤ちゃんと!』を、どうぞよろしくお願いいたします。

2022年4月 赤ちゃんとママ社