赤ちゃんとママ社編集部 ※この記事は、『月刊赤ちゃんと!』の保育園看護師監修による「季節のLife&Care」の記事をもとに再編集しています。

 春は赤ちゃんとのお出かけが楽しい季節です。いっしょにお散歩をしているときに、自然とふれあうと赤ちゃんの新しい反応を見つけられるかもしれませんね。
赤ちゃんのときに浴びた紫外線が、あとになってから肌や目に影響を及ぼすことはよく知られるようになりました。これから9月ごろまでは年間で紫外線の量が多い時期です。赤ちゃんは皮膚が薄いので、紫外線対策の工夫をしっかりしてお出かけしましょう。

 

 外出は日ざしのいちばん強い10時から14時ごろをなるべく避けて、朝や夕方にするといいでしょう。どうしてもその時間帯に外出しなければならない場合は、帽子やベビーカーの屋根を利用して上手に日陰を作るようにします。外ではできるだけ日陰を選んで歩きましょう。
車中でも、窓に紫外線カット効果のあるネットやタオルなどを吊るすと、紫外線対策になります。薄手の長袖や長ズボンを着用するのも効果的ですが、気温の高いときは熱がこもりやすく暑いので、少しサイズを大きくしてあげると風が通りやすく、涼しく過ごせるでしょう。肌の出ている部分を少なくすることで、虫刺されやすり傷の予防にもなりますよ。

 

 肌が出ている部分には、日焼けどめを塗りましょう。赤ちゃん用に市販されている低刺激のもので十分です。塗り残しやムラがないようにうっすらと塗り、汗をかいたらこまめにふいて塗り直すとよいですね。これからは赤ちゃんの汗が多くなる時期です。帰宅後にはシャワーで日焼けどめを落としましょう。あせも予防にもなり、気分もすっきりしていいのではないでしょうか。
外に出ると開放的な気分になり、子どもも大人も気分転換になります。ママも紫外線対策をしっかりしたうえで、赤ちゃんといっしょにお出かけを楽しみましょう。

 

月齢別ワンポイントアドバイス

3ヵ月ぐらいまで

 このころの赤ちゃんは、ホルモンの影響で乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)が出やすくなります。気温が高くなってくるこれからの時期は、ママは特に気になりますね。予防には清潔が一番。せっけんをよく泡立てて、泡でやさしく赤ちゃんの額やほっぺ、頭を手で洗ってあげましょう。洗い流すときも、ガーゼなどでこすらないように注意して。

 

6ヵ月ぐらいまで

 抱っこやバギーでのお散歩は、赤ちゃんにとってとてもいい刺激、楽しい体験になります。いろいろな景色を見せてあげて、赤ちゃんの興奮した顔を見ることは、パパやママにとっても楽しいことです。きれいな花が咲いていたら、赤ちゃんはじーっと見るかもしれません。何に興味があるのか、赤ちゃんのようすを見守りましょう。

 

10ヵ月ぐらいまで

 夏が近づいてくると、プールや海など水辺のレジャーにお出かけする機会がふえますが、水面の反射は紫外線が強くなるので、赤ちゃんは特に注意が必要です。水辺を散歩するときは、早朝や夕方にするなど、配慮してあげましょう。万が一、日焼けしてしまったら、冷やすのが一番。もし水ぶくれができていたり、肌が真っ赤にはれていたりしたら、必ずかかりつけ医を受診して。

 

お誕生日ぐらいまで

 そろそろ靴下や靴をはいて、お外へ出かけてもいいころですね。歩きたがっている赤ちゃんと手をつないだり、両手を支えて歩かせてあげると喜びますよ。お散歩の楽しみがふえますね! ただし、つかまり立ちや伝い歩きを始めると、今まで届かなかった場所に赤ちゃんの手が届くようになり、行けなかった場所にも行けるようになりますから、お部屋のチェックは念入りに。

 

お誕生日を過ぎてから

 赤ちゃんは、大人の言葉を同じように声に出して「オウム返し」をすることで、言葉を覚えていきます。まだ少し早いかもしれませんが、お散歩のときに見つけた花の色や名前、雲のようすなど、いろいろなことを赤ちゃんに向かってたくさん話しかけてあげて。赤ちゃんなりの言葉や表情、しぐさでこたえてくれるはずです。赤ちゃんとの会話が弾みますね!