たくさんのお医者さんの中で、「かかりつけ医」とは、どんなお医者さんのことをいうのでしょうか?

かかりつけ医を見つけよう!!

かかりつけ医とは、日常的な診療や健康管理をしてくれる身近なお医者さんのことです。日本では、患者に「医師や医療機関を自由に選択する権利」がありますが、欧米では「うちの家系はこのお医者さん」などと伝統的に決まっている制度があるようです。
行政機関や医師会などから認定されるようなものではなく、地域の診療所のお医者さんでも、総合病院や大学病院の医師でも、日常の健康管理や多少の体調の変 化などを気軽に相談できて、自分の身体の状態を把握してくれる、最も身近な主治医のことをいいます。自分が行くいつものお医者さんと考えていいでしょう。 たくさんのお医者さんの中から信頼できる医師を決め、自分のまたは家族の「かかりつけ医」とすればいいのです。

かかりつけ医、どうさがす?

①身近にあること
身近で気軽な相談ができるためには、まず「近い」ことです。それは自宅でも、また学校や幼稚園や保育園といった子どもの生活圏にあったり、また職場の近くであったり、自分や家族の生活の近くにあって、通いやすいことが重要です。

②お互いに信頼できること
病気かなと思ったときに真っ先に相談できるお医者さんがいれば、適切な医療がスムーズに受けられます。症状に対して適切な判断をし、説明がわかりやすく納得できることが重要です。そのためには、診療を受ける私たちも真摯である必要があると思います。

かかりつけ医の役割とは

①どんな病気でも
医師は専門以外の分野に関しても、十分な知識を持っています。どこの病院に行っていいかわからないとか、症状が複雑でどこの診療科を受診していいかわからないといった私たちの疑問にも、適切なアドバイスをしてくれるはずです。

②地域医療の中心であり、専門病院とも連携
かかりつけ医を中心とした地域医療機関との連携により、あなたに必要な医療の情報を提供してくれることはもちろん、患者の生活を支援するために、地域の医 療、保健、福祉コーディネーターの役割も担ってくれます。かかりつけ医では検査不可能なものや、重い病気、特殊な病気等で高度な医療が必要とされるとき に、連携している地域医療の中核を担う病院や大学病院などの特定機能病院などを紹介してくれ、あなたに必要な入院や精密検査などの外来診療や治療、検査を 行うことが可能となります。

かかりつけ医のメリット

①迅速で適切な対応
自分や家族の病状や病歴、健康状態を把握。もしもの時に素早く対応してくれます。

②患者にあったアドバイス
食事面など、健康状態に合わせたアドバイスをしてもらえます。

③症状や状態に合わせて病院を紹介
かかりつけ医の一番のメリットは専門病院と連携していることです。大学病院など入院用のベッド数が200床以上ある大病院を、医師の紹介状なしで直接、初 診で受診すると、通常の医療費の他に「選定療養費」という特別料金が徴収され、診察料が割高になることがあります。この特別料金には健康保険が適用されま せんので、全額自己負担です。料金は病院によって差がありますが、自治体の病院では1000円程度、大学病院では3000~5000円程度を徴収していま す。

いざ病気になったとき、どこの病院のどの診療科に行けばいいのかあわてないためにも、ふだんから信頼できるかかりつけの病院、診療所、そして「かかりつけ医」を見つけておくようにしましょう。
かかりつけ医と健康情報を共有していくことで、自分や家族の健康管理に努めたいものですね。