筋肉・関節の痛み

症状別、病名別などで、赤ちゃんの気になる病気の小児科医による説明・アドバイスが読めるページです。


● 熱がある

インフルエンザ

● 赤い発疹

血管性紫斑病

● 嘔吐

インフルエンザ

● 下痢

インフルエンザ

● リンパ節の腫れ

伝染性単核症

● 意識もうろう

インフルエンザ

● 筋肉・関節の痛みのみ

成長痛

血管性紫斑病

特徴的な症状

【もりあがりのある発疹】【赤い発疹】【腹痛】

手足に、すこし盛り上がった直径数ミリ以内の赤い発疹が出現します。痛みを伴うこともあります
。小さな皮下出血によるもので、はしかなどの発疹と異なり、透明な板で発疹を圧迫しても赤い色は消えません。
小さな血管に炎症が起こり、その部分が出血するということが、皮膚だけでなく、腸管や腎臓でも起こり、そのために腹痛や血尿などの症状がでることもあります。
原因は、なんらかの感染やアレルギー反応が関与していることが考えられていますが、詳細はわかっていません。
自然軽快することが多いのですが、腎炎を合併すると、治癒に時間がかかります。アレルギー性紫斑病、あるいはシェーンライン・ヘノッホ紫斑病とも呼ばれます。

受診のタイミング

原因のはっきりしない紫斑が出たら、しばらく様子をみて、診療時間に医療機関へ。まれに、ひどい腹痛を伴う場合があるが、そのときはただちに救急車で医療機関へ。

ホームケア

活動度 家のなかでおとなしく過ごさせる。症状によっては入院治療が必要なこともある。
食事 普通どおりの食生活でよい。
医師に処方された薬を正しく服用する。
入浴 お風呂にいれてもかまわない。
インフルエンザ

特徴的な症状

【熱がある】【咳がでる】【筋肉・関節の痛み】

インフルエンザウイルスが呼吸器粘膜から体に侵入し、増殖することによる全身性感染症。高熱、筋肉痛、頭痛、喉の痛み、結膜炎、咳などの症状があり、肺炎や脳症を合併すると重症になることがあります。強い感染力があり、冬に大流行します。A,B,Cの3つの型があり、大流行するのはA型とB型です。
高熱は2〜4日続いたのちに下がりますが、咳は解熱した後もしばらく続きます。予防接種があります。抗生物質は効果がありませんが、最近効果のある薬が開発され使用されるようになっています。

受診のタイミング

なるべく早く医療機関へ。診断が早いほど、薬がよく効き、症状が軽くすむ。

ホームケア

活動度 家のなかで寝かせる。保育園・幼稚園には医師の許可が出てから通う。
食事 熱が高く食事ができないときは、水分補給を少量ずつ行い、解熱剤で熱が下がったときに、おかゆなど消化のよいものを。
医師に処方された薬を正しく服用する。解熱剤は、種類によっては脳症との関連を疑われているものがあるので、必ず医師の指導に従って用いる。
入浴 熱が下がりきるまでは温かい濡れタオルで体を拭く。
熱へのケア 首筋、わきの下、ももの付け根など、動脈が通っている場所を氷まくらなどで冷やし、衣服は1枚薄着、布団も薄めにして、熱がこもらないように。
汗をかいたら着替えさせる。
伝染性単核症

特徴的な症状

【熱がある】【リンパ節の腫れ】【のどの痛み】

エプスタインバーウイルス(EBウイルス)による全身の発熱、発疹性疾患です。
高熱、全身のリンパ節肥大、脾臓や肝臓の肥大、のどの痛み、扁桃肥大、全身の発疹など多彩な症状を示します。血液検査で、単核球と呼ばれる白血球がきわめてはっきりと増えるので、この診断名があたえられました。抗生物質は無効で、自然治癒を待つしかありません。
ペニシリン系の抗生物質を服用すると、全身に強い薬疹ができることが知られています。

受診のタイミング

溶連菌感染症などと症状が似ているため、診断をつけるために、診療時間に医療機関へ。

ホームケア

活動度 家のなかで寝かせる。保育園・幼稚園には医師の許可が出てから通う。
食事 のど、口内が痛くて食べられないときは、脱水症状を避けるために水分を少量ずつ与え、食事は口あたりのよい豆腐、アイスクリーム、ゼリーなどを。
医師に処方された薬を正しく服用する。
入浴 熱が下がりきるまでは温かい濡れタオルで体を拭く。
腫れへのケア リンパ節が腫れて痛むときには、冷やしたタオルをあてると痛みがやわらぐ。
成長痛

特徴的な症状

【筋肉・関節の痛み】

3歳〜5歳くらいまでの子どもが、夕方から夜にかけて、膝やふくらはぎのあたりの強い痛みを訴えますが、翌日にはけろっとしています。
診察しても骨や筋肉に異常はなく、さすったりなでたりしてもらうだけで軽快することもあるので、昼間の筋肉疲労に、心理的な要素が加わったものだと考えられています。
ちょうど骨が盛んに伸びる年齢によく見られるので、成長痛という名前がついています。

受診のタイミング

家で経過をみましょう。さすってあげるなどのホームケアで対処を。

ホームケア

活動度 外出、登園しても差し支えない。
食事 普通どおりの食生活でよい。
特に必要ない。
入浴 お風呂にいれてもかまわない。
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〜ご利用について〜
このコーナーは、直接の問診、触診、聴診などの診療行為なしに行われる、小児科医による、一般的な医療情報の提供および助言です。
「診療」ではありませんので、特定の個人の病気の診断はできません。
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