
症状別、病名別などで、赤ちゃんの気になる病気の小児科医による説明・アドバイスが読めるページです。


水痘ウイルスによる全身感染症です。症状は、微熱と、全身の皮膚や粘膜の水疱です。
水疱は頭皮や口の中にもでき、痛くて食事ができなくなることもあります。水疱は自然につぶれ、数日でかさぶたになり治癒します。かさぶたになった掻部分は後まで皮膚に跡が残ります。
水疱は痛みはあまりなく、むしろかゆみが強く、掻きこわすと、二次的に細菌感染がおこることがあります。
かゆみと二次的細菌感染を防止するために、外用薬を塗布します。
感染力が強く、ステロイド剤や抗がん剤で免疫力が落ちている子どもが感染すると、命取りになることがあります。
しばらく様子をみて、診療時間に医療機関へ。
| 活動度 | 家のなかでおとなしく過ごさせる。保育園・幼稚園には医師の許可が出てから通う。 |
|---|---|
| 食事 | のど、口内が痛くて食べられないときは、脱水症状を避けるために水分を少量ずつ与え、食事は口あたりのよい豆腐、アイスクリーム、ゼリーなどを。 |
| 薬 | 医師に処方された薬を正しく服用する、塗布する。 |
| 入浴 | お風呂にいれてもかまわない。 |
| 発疹へのケア | 発疹を掻きこわすと、そこから細菌が入って悪化することもあるので、爪を短く切り手を清潔に保つこと。かゆみが強いときには、軟膏を塗るほか、患部を冷たいタオルで冷やすとかゆみが鎮まる。 |
コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなど数種類のウイルスが手足口病の原因として知られています。
症状は、口の中の小さな粘膜の発疹、手のひら、足底、臀部のやや盛り上がった赤い紅斑で、口の中の発疹以外はかゆみや痛みはありません。
発熱も通常みられず、全身状態も良好です。
家で経過をみましょう。口のなかが痛くて食べられないといった症状が現れた場合は、症状を和らげる療法を行ったり、診断をつけるために、診療時間に医療機関へ。
| 活動度 | 発疹以外の症状がなければ、外出、登園して差し支えない。 |
|---|---|
| 食事 | 口内が痛くて食べられないときは、脱水症状を避けるために水分を少量ずつ与え、食事は刺激が少なく口あたりのよいものを。 |
| 薬 | 特に必要ない。 |
| 入浴 | お風呂にいれてもかまわない。 |
尿や便の成分に刺激され、皮膚が赤く盛り上がり、かゆみを伴うものです。
刺激の元になる物質に長時間接触していることが原因です。紙おむつの普及で以前に比べて少なくなりました。
皮膚についた刺激のもとになる物質を、座浴などで洗い流してあげることで予防できます。
重症になると表皮がむけて真っ赤になり、排便や排尿を痛がるようになります。
家で経過をみましょう。座浴などのケアで対処を。ぶよぶよとただれて、痛がるような場合は、診療時間に医療機関へ。
| 活動度 | 外出、登園して差し支えない。 |
|---|---|
| 食事 | 普通どおりの食生活でよい。 |
| 薬 | ひどくなったときは、医師に処方された薬を正しく塗布する。 |
| 入浴 | お風呂にいれて皮膚を清潔に保つことが大切。 |
| その他 | おしっこ、うんちのたびにおむつを替える、おしりを濡れタオルや濡れティッシュなどでやさしく拭く。 |