赤い尿

症状別、病名別などで、赤ちゃんの気になる病気の小児科医による説明・アドバイスが読めるページです。


● 赤い発疹

血管性紫斑病

● もりあがりのある発疹

血管性紫斑病

● 全身倦怠感(ぐったり・だるさ)

急性糸球体腎炎

血管性紫斑病

特徴的な症状

【もりあがりのある発疹】【赤い発疹】【腹痛】

手足に、すこし盛り上がった直径数ミリ以内の赤い発疹が出現します。痛みを伴うこともあります。
小さな皮下出血によるもので、はしかなどの発疹と異なり、透明な板で発疹を圧迫しても赤い色は消えません。
小さな血管に炎症が起こり、その部分が出血するということが、皮膚だけでなく、腸管や腎臓でも起こり、そのために腹痛や血尿などの症状がでることもあります。
原因は、なんらかの感染やアレルギー反応が関与していることが考えられていますが、詳細はわかっていません。自然軽快することが多いのですが、腎炎を合併すると、治癒に時間がかかります。
アレルギー性紫斑病、あるいはシェーンライン・ヘノッホ紫斑病とも呼ばれます。

受診のタイミング

原因のはっきりしない紫斑が出たら、しばらく様子をみて、診療時間に医療機関へ。まれに、ひどい腹痛を伴う場合があるが、そのときはただちに救急車で医療機関へ。

ホームケア

活動度 家のなかでおとなしく過ごさせる。症状によっては入院治療が必要なこともある。
食事 普通どおりの食生活でよい。
医師に処方された薬を正しく服用する。
入浴 お風呂にいれてもかまわない。
急性糸球体腎炎

特徴的な症状

【赤い尿】

腎臓では糸球体(しきゅうたい)といわれる小さな袋で血液がろ過され、老廃物や余分な塩分などを含んだ尿のもと(原尿)ができます。その後、この原尿が尿細管という管を通り抜ける過程で、体に必要なものが血液側に再吸収され、不要物が漉し出され、必要な成分が再び血液に戻されます。
最初のろ過を行う糸球体の膜に、目では見えないような穴があいて、たんぱく質や血球が尿の中に漏れ出してしまうのが、糸球体腎炎です。
血尿、たんぱく尿といった異常のほか、腎臓の血流が減るために引き起こされる高血圧、尿量の減少、血液中の蛋白低下によるむくみなどの多彩な症状が起こります。
溶連菌感染後に起こるケースが最も多いものです。

受診のタイミング

血尿などの症状に気づいたら、診療時間に医療機関へ。

ホームケア

活動度 急性期(無尿、高血圧などの症状がある)は入院治療が必要。在宅の場合も、医師の指示に従って生活する。高血圧、浮腫などのある間は安静が必要だが、そうした症状がなければ家の中でおとなしく過ごさせる。
食事 腎機能が回復するまで塩分・蛋白質の制限などを行う。
完治までは、処方された薬を正しく服用を続ける。
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