特徴的な症状

口のなかの粘膜に、小さな浅い潰瘍ができて痛み、食べ物でしみます。原因としては、さまざまな種類の細菌感染やウイルス感染(ヘルパンギーナ、ヘルペスなど)です。
まれに、白血球減少症やベーチェット病などの病気による場合もあります。
痛みのために、食物や水分が摂れなくなり、年少児の場合はそれで気づくこともあります。ほとんどの場合自然に治癒しますが、口内炎専用のステロイド剤の入った軟膏を塗布して治療することもあります。

受診のタイミング

家で経過をみましょう。痛みがひどく、食事が食べられない場合は、診療時間に医療機関へ。

ホームケア

活動度 外出、登園しても差し支えない。
食事 普通どおりの食生活でよいが、口内が痛くて食べられないときは、脱水症状を避けるために水分を少量ずつ与え、食事は口あたりのよい豆腐、アイスクリーム、ゼリーなどを。
内炎用の口腔内軟膏が処方されれば、使用する。