特徴的な症状

食事や精神的なストレス、不眠などが引き金となり、数分から数時間続く激しい頭痛発作が起こるものです。頭痛だけでなく、はき気、嘔吐、腹痛などの消化管症状や、手足のしびれ、視野狭窄などの多彩な神経症状が合併することもあります。脳内の血管がいったん収縮し、引き続いて拡張するときに激しい頭痛となります。通常の鎮痛剤で効果があることもありますが、偏頭痛用の特別な薬(内服、注射)による治療が必要になることもあります。

受診のタイミング

診断がついていない頭痛は、診療時間に医療機関へ。偏頭痛と分かっている場合は、家で経過をみていてよい。

ホームケア

活動度 外出、登園して差し支えない。
食事 普通どおりの食生活でよい。
特に必要ない。
入浴 お風呂にいれてもかまわない。
その他 頭部を冷やしてやると楽になる。