特徴的な症状

脳内の神経細胞に生じた腫瘍細胞が急速に増殖し、そのために、
(1)腫瘍化した部分の脳機能の低下・消失
(2)腫瘍の増大による脳の圧迫による症状がでます。
小児では小脳や脳幹部の腫瘍が多く、ふらつき(失調)、眼球運動の異常など、小脳、脳幹部の機能障害が最初の症状としておこる場合があります。
腫瘍の拡大による症状としては、頭痛、嘔吐があります。けいれんが起こることもあります。
治療は腫瘍の外科的な摘出、切除ですが、腫瘍の場所や種類によっては抗がん剤による化学療法が行われます。

受診のタイミング

繰り返しけいれんをおこす場合などは、検査のために医療機関へ。

ホームケア

活動度 入院治療が原則。
退院後の生活 医師の指示に従って、少しずつ通常の生活に戻る。定期的に検査を受け、再発の有無をチェックする必要がある。