乳幼児の健康・発育・生活習慣

気管支ぜんそく

気管支の周りを覆っている平滑筋が、さまざまな原因で急に収縮し、息を吐くことが困難になり、同時に「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった呼吸音がする疾患です。
気管支ぜんそくは、体質(遺伝)、気管支の感染、アレルギーを起こす物質(アレルゲン)、環境(気温、乾燥、空気汚染)、運動、自律神経など複雑な因子が絡み合って発症します。症状は、ヒューヒューゼーゼーという荒い呼吸音、息を吐くことの困難、顔面蒼白、嘔吐などです。
アトピー性皮膚炎などの原因であるアトピー性疾患とよく合併します。軽いぜんそく発作は、内服薬や吸入(ステロイド剤)でよくなりますが、重くなると入院治療が必要になります。

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クループ症候群

のどから気管に移行する部分を喉頭と言いますが、ここには食物を飲み込むときに気管に食物が入り込まないようにふたをする喉頭蓋(こうとうがい)や、声を出すときに狭まる声帯があります。この部分にウイルスや細菌が感染すると、気道が極端に狭くなり、犬の遠吠えのような「ケーンケーン」「ヒョーンヒョーン」といった音の咳が出ると同時に、呼吸困難になります。
この症状は気温が低い冬の夜に起こりやすい特徴があります。ウイルス性のクループ症候群は、腫れをとり気道を開く薬の吸入で症状は改善しますが、細菌感染が喉頭蓋に起こる「急性喉頭蓋炎」は、入院して治療をしないと命にかかわることがあります。

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細気管支炎

吸い込んだ空気は、鼻や口からのど、気管を経て、気管が二股に分かれた部分である気管支、それがさらに枝分かれした細気管支、そして肺胞へと導かれます。 一番細い空気の通り道である細気管支の粘膜に炎症が起こるウイルス性疾患です。RSウイルスは細気管支炎を起こしやすいウイルスとしてよく知られています。一番細い気道の粘膜に炎症が起こり、粘膜が厚くなり、粘液が分泌されるために、気道閉鎖と同じような状態になります。そのため、細気管支炎の最大の症状は重篤な呼吸困難です。 咳や痰よりも、呼吸困難による顔面蒼白や苦しそうな表情が特徴的です。 乳児では、呼吸停止が最初の症状でもあり重篤な疾患です。治療は酸素投与や輸液、吸入療法で、入院が原則となります。

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百日咳

百日咳菌による、激しい咳を特徴とする感染症です。
初期症状は、鼻水、微熱などで始まりますが、続けざまに10回以上「ケンケンケンーーー」と咳がでて、その後に大きく息を吸い込むという独特の咳発作(レプリーゼ)が続きます。
咳によって腹圧や脳圧があがり、顔は真っ赤に充血し、結膜出血や、まれに脳出血がおこることもあります。乳児、特に6か月以下では、咳ではなく突然の呼吸停止がおきることがあり、命にかかわることがまれではありません。すぐに入院して、抗生物質療法や、乳児では酸素吸入などが必要になります。
3種混合の予防接種で予防できます。

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