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乳幼児の健康・発育・生活習慣

ノロウィルス感染症

ノロウイルス感染によって起こる、激しい下痢と嘔吐を伴う腸感染症です。ロタウイルスと異なり、冬だけでなく一年中発生が見られます。症状は嘔吐、下痢ですが、ロタウイルスより程度が軽い場合が多く回復も早い傾向があります。

嘔吐と水様便によって、水分と電解質(塩分)が急速に体内から失われ、脱水を起こすと、点滴による水分補給をしなくてはなりません。カキなどを食したことから感染することもあります。夏に流行する食中毒(細菌感染症)と異なり、強い腹痛や血便は通常見られません。

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過敏性腸症候群

人の腸管には自律神経が通っていて、腸管のぜん動運動を調節しています。この腸に通っている自律神経の働きが乱れることによって、感染症がないにも関わらず、下痢や便秘などの腸管の運動の障害が起こる状態です。症状は①排便によって軽快する腹痛②頻回の便意③下痢④腹部膨満⑤粘液便⑥残便感など様々です。自律神経に働きの乱れが原因であるために、ストレスや食べ物の種類がその発症に関係していると考えられています。

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ウイルス性胃腸炎

ウイルス性胃腸炎はエコーウイルス、エンテロウイルス、ロタウイルスなどの腸管内で繁殖するウイルスによって、下痢、嘔吐などの症状を呈する消化器疾患です。そのなかでも、ロタウイルスによるものは症状が強く、「ロタウイルス感染症」と呼ばれ、また、冬季に乳幼児に重症の嘔吐・下痢を起こすことから、「冬季下痢嘔吐症」との別名で呼ばれることもあります。発熱はないか軽く、血便などがみられることはありません。腹痛も細菌性下痢症に比べると軽く、脱水さえ防いでいれば自然治癒します。。

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感冒性胃腸炎(おなかのかぜ)

多くのかぜ症候群ウイルスは、腸管内でも増殖して、腸管粘膜を刺激し、腹痛や下痢を引き起こします。
かぜの症状は目立たずに、胃腸炎だけをきたす場合には、ウイルス性胃腸炎と呼びます。
細菌性の胃腸炎に比べて腹痛や発熱はあまりなく、脱水さえ注意していれば自然治癒します。抗生物質は効果がありません。下痢の始まる前に、嘔吐の症状が前面にでることもあります

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食物アレルギー

食物中のたんぱく質がアレルギーの原因となって、胃腸の粘膜に強い炎症が起こり、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状のほか、全身の発疹、咳や血圧低下などの全身症状を引き起こすことのある油断できない疾患です。重症例ではショック状態もあり、緊急の治療(昇圧剤の筋肉注射)が必要となります。 卵や鶏肉、牛乳、米、そば、魚介類などほとんどすべての食品が原因となりえます。 原因となっている食品が明らかな場合は、除去食の実行が必要なこともあります。 理由ははっきりしていませんが、年齢とともに症状が軽くなる傾向があります。 医師の判断で、家庭で使える重症化を防ぐ注射薬を常備することができるようになりました。

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