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<赤ママメッセージ>
ママ パパへ!
新しい命が宿ったとき、新たな生活がスタートします。
そしてこの時期は、からだをととのえることが一番大事でもあります。
パパもママのからだやこころをととのえる為にも、しっかりと歩み寄り理解することが必要です。
これから生まれてくる子どもの為にもしっかりコミュニケーションをとりましょう!

そして、これから新しい命を・・と考えているママ、健全な妊娠期を送る為にも日々の健康管理には十分気を付けて、健康診断は受けるようにしましょう!

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パートナーとの時間を大切に

産後は赤ちゃん中心の生活になるため、パートナーとはコミュニケーション不足になりがち。
ゆったりできる今、産後の2人の生活のあり方について話し合っておきましょう。

今を大事にすごす

産後は、出産前と大きく生活リズムが変わります。ママは慣れない子育てに追われ、夜中の授乳で睡眠不足にもなりがち。自分の時間がとれないことにイライラしたり、母親になった責任の重さを感じたり、赤ちゃんと2人だけの毎日に孤立感を感じることもあるかもしれません。
そんなとき最もたよりになるのはパートナーです。でもパートナーは、産後、ママがどれだけ大変な状況にあるか、どんな手助けをしたらいいのか、なかなか理解できないもの。妊娠中から、産後のママをサポートしてくれるよう、働きかけをしておきましょう。妊娠中に2人の絆をしっかり結び、産後はもっといい関係に。それが、赤ちゃんとの幸せな生活を築き上げていく大切なポイントです。

話す時間をつくりましょう

パートナーとは、赤ちゃんを迎える喜びを共有するだけでなく、産後の生活やママのからだの変化について、妊娠中にたくさん話をしておくことが大切です。意識的に話す時間をつくりましょう。

ウォーキング

自然のなかをウォーキングしながら話せば、2人とも気持ちがリラックス。
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テレビやスマホの
スイッチをオフ

テレビを消し、スマホから離れると、あっという間に「自分たちの時間」がつくれます。静かな部屋で、お茶を飲みながら話すのもいいですね。
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2人で外食をする

たまには家以外の場所でゆったりとすごすのも、いい雰囲気づくりに最適です。おいしいものを食べながら、楽しく会話を。
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今、話しておきたいこと

ママの心身の状況や妊娠・出産の知識、ママの仕事や家事の分担をどうするか、育児にどんなサポートがほしいか、共働きなら保育所はどうするかなど、2人で具体的に話し合いましょう。一気に決める必要はありません。日頃から時間をつくり、少しずつお互いの理解を深めていきましょう。

  • ママのからだと気持ちの変化

    一緒に妊娠や出産に関する本を開きながら、今のママのからだの状況やこれからの変化を見ましょう。妊婦健診での医師の話を伝えたり、エコー写真を見せることで、パートナーに「妻が妊娠している」ことをリアルに感じてもらいましょう。
    妊婦健診や両親学級に一緒に行くのもおすすめです。

  • お産のこと

    ママがどんなお産を望んでいるのか、お産はどのように進むのか、立ち会い出産をするのか、パートナーはお産の前後の休暇を予定できるかなど、赤ちゃんと会えるときのことを話しましょう。命がけでお産をするママ。その不安はひとりで抱え込まず、パートナーと分かち合いましょう。

  • 産後のママのこと

    産後はホルモンバランスの変化により、ママの心身は不安定な状態になります。まずはそのことをパートナーに知っておいてもらいましょう(170ページ~参照)。
    外で働くパートナーには、ママが家でごろごろ、赤ちゃんとのんびり楽しくすごしているように思えるかもしれません。実際には、ママはデリケートな赤ちゃんを24時間体制でケアし、命を守っています。体調が思わしくないママも、毎日緊張の連続でヘトヘトなママもいます。そのことをしっかりと認識しておけば、きっとお互いを思いやることができる、より素敵な夫婦でいられるでしょう。

  • 赤ちゃんのこと

    どんな子に育ってほしいか、名前はどうしようか、赤ちゃんが生まれたらどんな遊びをしようか、ちょっと気が早いけど、子どもは何人ほしいか……など、2人で想像してみてください。

  • ママの仕事のこと

    働いているママは、仕事を続けるかどうか迷うかもしれません。社会は働くママを応援していますが、家庭ではパートナーの支えが、働くママの何よりの力となります。

パートナーができること

●ママの話を聞く

一日のできごとをママから聞いて。日々成長する赤ちゃんの様子はパパにとっても楽しい話題のはず。細かな心配事も、共有することでママの気持ちは落ち着きます。

●ママに「おつかれさま」を伝える

赤ちゃんとの一日は相当ハード。ねぎらいの言葉でママは明日もがんばれます。

●できなかった家事もトライ

上手にできなくても、気持ちはうれしい!

●ときどき赤ちゃんを預かる

ママにもひとりの時間を。

ママが仕事に復帰したら・・・・・

●赤ちゃんの保育をどうする?
●保育所の送迎はどちらがする?
●家事の分担は?
●赤ちゃんが急病のときはどうする?