こんにちは!

6月ですね。新年度スタートから3ヵ月、わが家の子どもたちも新しい先生や友達にもすっかり慣れ、毎日が楽しくて仕方がない様子。今月は社会科見学や遠足にとお弁当を作る機会が多そうです。お弁当箱のフタを開けるときのワクワク顔を想像しながら作るのは、なかなか楽しいものですよね(もちろん、毎日作る訳じゃないから言えるセリフです)。キャラ弁はハードルが高いので、最近わが家でブームの“おにぎらず”で行こうと考えています!

仕事探しにおける一番重要なステップ!

さて今月は、仕事を探そうと思ったら真っ先にやるべき最重要課題、「就業条件の優先順位をクリアにする」ということを考えていきます。私は現在、転職エージェントで転職希望者との初回面談業務にも従事していますが、その場合にも、何はさておきこれだけはしっかりと確認します。なぜこれが最重要課題であるか、理由は二つ。

一つは、これがないと求職者が適切なサポートを受けられないということです。求めている条件と異なる求人情報を紹介されても、そもそも条件が大きくずれていて検討の余地がなければ意味がありませんね。そしてもう一つは、軸となる優先順位がないと、自分で意思決定ができない、ということです。つまり、「勤務地と時間はいいけど、土日が休みじゃないのはちょっと~」とか、「給与と仕事内容はいいけど、終業時間がこれだと保育園のお迎えに間に合わないわ」ということになり、結局一歩が踏み出せない、ということになりかねません。そうならないためにも、自分にとって譲れない条件は何なのか、重要な条件から順に5つを紙に書き出す作業をしてみましょう。主だった条件を以下に挙げますね。それぞれ、なるべく具体的にどういう内容か(片道30分以内、週3日など)も書きます。

条件の優先順位

仕事内容/勤務地/就業日数・曜日/就業時間(始業・終業)/休日(曜日・日数など)/雇用形態(正社員・パートなど)/給与/福利厚生/その他

いかがでしたか?ここで大切なのは、将来的にどういう条件で働きたいか、ということではなく、再就職をしようとする時点の状況(子どもの年齢、家族のサポート体制など)を踏まえた上での現実的な優先順位を決める、ということです。

家から自転車で10分、希望通り週に3日の4時間勤務。土日は休みで給与面での待遇もよく働きやすい職場の雰囲気で~、なんて都合のよい仕事、あったら私が紹介してほしいですが(笑)、そうそうあるものではありませんよね。

だからこそ、優先順位を明確にし、すべての希望条件がそろうまで待つのではなく、たとえば上から2つ目までがそろったらとりあえずは話を聞きにいってみよう!くらいの割り切りも時には必要なのです。重要な条件をクリアしたら、その後の3つ目、4つ目などの条件は、面接が進む中で相談ができ、希望に近づく場合もあり得ます。

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