こんにちは!
4月、新しい年度が始まり、入園、入学など環境が大きく変わった方もいらっしゃるでしょうか。私も担当する大学で週イチ講座が複数走り始めたり、子どもの学校や習い事のスケジュールが変わったりして、まだまだペースがつかめずバタバタの日々です。もうすぐやってくるゴールデンウィークまでなんとか乗り切り、しっかりリフレッシュして5月を迎えたいものですね!

さて、ママたちの再就職支援をしていると、みなさんから必ず出てくるのが、「両立(仕事と家事・育児)への不安」です。「ただでさえ、子どもに振り回されてあっという間に一日が過ぎていくのに、ここにプラス仕事なんて、ゼッタイ無理~。」と。私も再就職に踏み切るとき同じ不安を持ったので、とてもよくわかります。でも、結論から言いますね。

「だいじょうぶ。両立は、きっとできますよ!」

ただし条件があります。いろんな人の力を借りなくては難しいでしょうし、スーパーマンじゃないのですから、すべて完璧にこなすのは無理な話。確かにペースができるまでは大変な時期も確かにあります。保育園に預け始める場合など、特に初めは子どもも体調を崩しがちです。でも、そこでどうか心折れないで、「まずは3か月」と覚悟をして乗り切ってください。家族も自分も新しい生活ペースに慣れてくれば、徐々に落ち着いてきます。当初、毎朝別れ際に泣いていた子も、ニコニコで園生活を楽しんでいるはず。半年経つころには、きっと、順調に家族の生活が回り始めていることに気づくでしょう。

さて、前置きが長くなりましたが、この1年間の連載の中で、私なりにまとめた「両立のヒント」を、3回に分けてご紹介していこうと思います。今日はその1回目。パートナーシップについて考えてみます。

何はともあれ、まずはパートナーと意識の共有を

前回、家族としての10年計画を立てたときにも、ぜひそれをもとにパートナーの方と話し合ってみてくださいとお伝えしました。まずは、お互いがあなたの再就職についてや、その後の家事育児分担についてなど、どんな風に考えているのかをしっかりと確認し合うことです。ここをおろそかにしてしまうと、いざ両立生活が始まったときに、「それくらいやってくれてもよさそうなのに・・・」と、過度な期待が空回りをしたり、「お願いするのも気まずくなるだけだし、それなら自分でやっちゃった方が・・・」とあなたが無理をすることになったりして、不満やストレスが溜まる結果に。忙しい日々、なかなか話し合う時間も心の余裕も持てないまま、いつしか我慢が限界に達して爆発!!なんてことになりかねません。
特に、あなたが「何のために働きたいと考えているか」は、きちんと理解してもらいましょう。あなたの本気が伝われば、きっと相手も応援したくなるはずです。

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