「い~る~よ!」

今日もわが家では、妻の定番のセリフが響きわたります。
赤ちゃんのいるご家庭では、おそらく高い確率で日々、ママが口にするセリフではないでしょうか…。

ママの姿が見えず、泣き出したたもんに、キッチンやトイレの中から「い~る~よ!」(「ママはここにいますよ。安心して」の短縮)と呼びかける妻。片時も休みのないママは、ホント大変です。

もちろん、僕もできるだけたもんの相手をしていますが、家のなかで仕事をしている時は、妻がよほど大変な場合をのぞき、あまり部屋から出ないようにしています。

しかし最近は、妻が「父ちゃん、会いに来たよ♪」と、僕の仕事部屋にたもんを連れてきて、そのまま置いて逃げて行くことも…。

そのたびに、「しまった。またおしつけられたか!」と思うのですが、たもんのかわいさに負け、仕事の手を休めてしまうこともしばしばです。

そんな生活のなか、おかげさまで、たもんは1歳の誕生日を迎えました。
長かったような短かったような1年。妻と2人で振り返り、ちょっとしみじみしてしまいました。

生まれたばかりのときは、小さくてただ泣いているだけだったのに、今や立ちあがり、にっこりバイバイまでしてくれるようになったなんて!今日のウンチもおとな顔負けだったしね(笑)。

たもんの誕生日には、妻と僕それぞれの両親を家に招き、にぎやかなパーティーをしました。

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パーティー用の飾りは、夜更かしして飾り付けてくれた妻の努力の賜物!

 

パーティーでは、1年間撮りためたたもんの写真や動画をみんなで見たり、一升餅を背負わせたり、手型、足型をとったりして、めいいっぱい祝いました。
振り返れば、誰かの誕生日をこんなにも嬉しく感じたことはなかったように思います。同時に、これまで僕の誕生日を一番嬉しく思ってくれていたのは自分の親だったのだということに今さらながら気づきました。

この1年間、僕ら夫婦は、たもんにどれだけ笑わせてもらったことでしょう。大きな病気にもかからず、すくすく成長してくれただけで本当にありがたいという気持ちでいっぱいです。子育てって大変ですが、本当に楽しいですね。

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一升餅を背負ったたもんは、後ろにひっくり返り、頭をゴチン!
大泣きしましたが、みごとに立ち上がりました!