はじめて親になったほとんどの夫婦を待ち受ける最初の試練。

それは、

「赤ちゃんをお風呂に入れること」ではないでしょうか。

沐浴期を終えたわが家では、たもんをお風呂に入れるのは僕の役目。
いっしょに入ってたもんを洗い、風呂場から「あがるよ~!」と妻を大声で呼びバトンタッチ。そこから先は、妻が体を拭き、保湿クリームを塗り、耳や鼻を綿棒でぬぐい、衣服を着せ、授乳、という流れです。

入浴中、自分のひざの上にたもんを乗せていると、たまに「なんか落ち着きがないな」と感じるときがあります。 たいてい、ピューとおしっこをされる前兆です。

おしっこならまだしも、うんちの場合はもう最悪…。
つい「うおぉぉ~!」と叫んでしまう僕と、風呂場の外で聞こえる妻の笑い声。
でも当人は、すっきりした表情で気持ちよさそうにくつろいでいるんですよね…。

たもんよ、頼むからうんちだけはやめてくれ。
ひざの上でされると、毛にからまるんだよね、毛に…。

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ビクビクしながらも、楽しい入浴タイム

 

たもんとの生活も3ヵ月になろうとしていますが、今では「妻が里帰り出産しなくて本当によかった」と思います。

なぜなら、子どもの成長は想像以上に早い! 3ヵ月間という短い期間にも、いっしょにいることで数多くの成長を感じることができました。

すでに産まれたばかりのころが懐かしいくらいです。

退院後から、子どもの成長を夫婦2人で見守ることができたのは、この上ない経験となりました。
たもんに関する授乳以外のことはすべて、妻と苦労を分かち合いながらやってきたので、夫婦の絆もより深まったように感じます。
少なくとも僕は、ですけどね(笑)。

これからもっと子育てが大変になっても、2人でがんばれるという自信もつきました。
もちろん各家庭によって事情は異なりますが、これから出産を迎える家庭のパパには、ぜひとも里帰り出産をしないという選択肢も前向きに考えてみてほしいです。

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肉付きのいいたもん。ちぎりパンみたい!